外国人労働者の定期健診 4年目以降も義務付け
2016.12.16 政治・社会スブラマニアム保健相は7日、国内にいる約190万人の外国人労働者に対して年一回の定期の健康診断の義務付けを発表した。同日の閣議で承認された。
対象となるのは正規で働く外国人のみで、不法の外国人労働者は対象外。
現行では外国人労働者はマレーシアに入国する前に健康診断を受け、入国後から3年間は毎年一回は受けなくてはならないが、4年目以降の義務付けはない。今回の閣議承認で4年目以降も義務付けられたことになる。
外国人労働者の健康診断を専門に行うフォメマ社によると、100人中3人は肺炎やB型肝炎、HIVを患っている。また、同保健相によると、外国人労働者総数のうち3%にあたる約6万人は何らかの伝染病をもっているとも明らかにした。(Mtown)