シンガポール、外国籍車両の道路使用税導入を検討
2017.01.23 政治・社会シンガポールのカウ・ブーンワン運輸相は9日、外国籍車両に対して道路使用税を導入する検討を始めたことを同国国会で明らかにした。徴収方法や金額については近く発表すると述べた。
同相はシンガポールからマレーシアへの入国した自動車台数から換算して、昨年11月1日から12月20日までの間に1390万リンギを徴収したとしている。
マレーシア政府が昨年11月に外国籍車両に対して入国一回あたり20リンギの道路使用税を課税したことへの対抗措置。同相はまた、シンガポール政府が同様の措置を踏み切ることで、今後の道路使用税の引き上げや新しい課税に対して考慮せざるを得なくなるだろうとみている。(Mtown)