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緊急車両用レーン使用者2500人超を検挙

緊急車両用レーン使用者2500人超を検挙

2016.10.07 政治・社会
道路運輸局(RTD)は9月28日、5月から9月の間に緊急車両用レーンを走った運転手2522人を検挙したことを明らかにした。同レーンはパトカーや救急車以外の一般車両は走行が禁じられており、検挙された者は来年1月までに順次起訴される。
検挙件数が最も多かった州はスランゴール州の755人で、次にジョホール州(449人)、ペラ州(367人)だった。
同局によると、うち50人をすでに起訴。有罪が確定すれば、1000~2000リンギの罰金刑となる。
同局や交通警察も緊急車両レーン使用者の取り締まりを行っているが、一般人からの通報も多いという。9月第2週の祝日ハリヤラ・ハジからマレーシア結成日の一週間には一般人から138件の通報があり、すでに自動車登録番号を特定している。
日付は明らかになっていないが、マラッカ州で2人が事故に遭い、同レーンが多くの車が使用していたことから、救急車の到着が遅れ、死に至ったケースがあった。警察はすでに79台が同レーンを使用していたことを突き止め、51人をすでに起訴。7人が出頭にも応じていないことから逮捕状が発行されたという。
同局は外国籍車両も例外ではないといい、違反した場合は出入国禁止措置を取るとしている。(Mtown)
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