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サバ州、罰則強化で野生動植物保護法を改正へ

2016.08.19 政治・社会
サバ州のマシディ観光・文化・環境相は10日、同州内の野生動植物を捕獲した場合の罰則強化を目的として1997年野生動植物保護法の改正案を同州議会に提出した。   同法は約20年前に制定されたが、これまでほとんど改正されていない。同州内で野生動物を殺傷したり、捕獲する事例が相次いでいることから罰則強化で防止したい考えだ。   現行法での罰則規定では、罰金刑最高5万リンギまたは5年の禁錮刑またはその両方。改正案では罰金刑を最高10万リンギに引き上げ、最低罰金は5万リンギに設定する。禁錮刑も最低6カ月で最高が5年となる。また、保護動植物またはその一部の所有、保護動植物の密輸、ウミガメの卵の捕獲や所有といったケースも罰則対象とすることも含めた。このほか、同法改正案ではヒメウミガメとスズメ科の一種であるマミジロシキチョウも保護対象に追加した。(Mtown)
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