交通違反取締統合システム いよいよ4月に導入か
2017.01.31 政治・社会リアウ運輸相は18日、今年4月から交通違反の取り締まりを強化するため、自動認識安全システム(AWAS)を導入することを発表した。
AWASは現行の自動交通取締システム(AES)と交通違反点数制度を統合したシステム。昨年2月にこの統合システムを導入する予定でいたが、その後に5月に延期すると発表。それも延期することになり、今回の発表となった。同相は「まだ2~3カ月かかる」とし、現在システムの改善中だという。
AWASの導入に伴い、緊急車両レーンの走行やスピード違反、信号無視、追い越し禁止区域での違反といった違反行為も摘発され、罰金額は150リンギ。また、違反点数も計算され、運転手は違反点数20点を超えると警告書が発行され、さらに20点の違反行為をすると免許停止の処分を受ける。再び20点の違反点数を得ると免許取り消しとなる。
同相はまた、現在AESの監視カメラが首都圏を中心に14カ所設置されているが、さらに7カ所追加することも明らかにし、交通違反と事故の件数の減少を目指す。(Mtown)