新サラワク州首相、アバン・ジョハリ氏が就任

今月11日に死去したサラワク州のアデナン・サテム州首相の急死を受け、州副首相で同州最大政党の統一伝統ブミプトラ党（PBB）のアバン・ジョハリ副党首が第6代州首相に就任した。同党の党首であったアデナン氏に代わり、ジョハリ氏が党首となったため、州首相にも就いた。
ジョハリ氏はトゥン・アバン・オペン・アバン・ソピー初代サラワク州知事の息子で、1981年から州議会議員。これまで州の主要ポストを歴任しており、2014年にはジョハリ氏が州首相に有力視されていたが、アブドゥル・タイブ現州知事がアデナン氏を選んでいた。2016年5月からは州の住宅・都市開発相と観光・芸術・文化相を兼任。
現在66歳。英国のブルーネル大学で経営学修士を取得。妻との間に一男一女。（Mtown）