サラワク州 今年の焼失面積240ヘクタール超
2017.05.19 政治・社会サラワク州政府は10日、同州内で今年1月から5月7日までに山火事などで焼失した面積が244・81ヘクタールにとどまったことを明らかにした。この広さは東京ドーム51個分になるが、昨年同期には1683・42ヘクタール(火災件数504件)を記録しており、焼失面積は大幅に減ったことになる。
5月までの火災件数は276件。うち低木地の火災が144件で169・43ヘクタールの面積を焼いた。次にゴミの焼却による火災が59件で、約30ヘクタール。その後は森林火災や農地の火災が続いた。
月別の発生件数をみると、4月が最多で76件(51・2ヘクタール)で、次が1月の64件(47ヘクタール)となった。5月は一週間だけだが、それでも26件の44・7ヘクタールの土地が焼けた。
火事の発生現場は主にビンツルやミリ周辺が多いという。(Mtown)