シーク教寺院 国内初の太陽熱発電
2017.01.06 政治・社会スランゴール州ラワンにあるシーク教寺院グルドワラでこのほど、太陽熱発電を始めた。シーク教寺院ではじめたのは国内初とみられる。
屋根に太陽光パネル43枚の設置を含めた太陽熱発電システムの設置費用は9万リンギがかかった。同寺院は21年間の電気契約を結び、寺院の運営委員会によると5年で元が取れる予定。
屋根にパネルを設置したことで、太陽熱が建物のなかには入ってこなくなったため冷房を使う機会も少なくなり、電気代の節約にもなっているという。
太陽熱発電システムを設置した場合、電気料金は通常よりも安くなり、さらに宗教関連施設向けの料金が設定されている。同寺院によると、月1400~1800リンギにまで抑えられるのではないかとしている。(Mtown)