損害保険協会、よく盗まれる自動車車種の上位を発表
2016.09.02 政治・社会マレーシア損害保険協会(PIAM)は8月24日、2014~2015年の間に盗難にあった自動車の車種トップ10を発表した。これによると、プロトン製やプロドゥア製が大半を占め、日本製も含まれている。(表参照)
PIAMによると、全国で一日平均60台が盗まれている計算。自動車関連の保険請求が圧倒的だという。マレーシアは自動車盗難天国で昨年は盗難台数で比べると世界ランクワースト6位。今年上半期の盗難件数は減っているものの、今年通年ランクワーストの10位以内にはとどまるとの見通しだ。
また、マレーシア乗物盗難防止協会(Vtrec)によると、2016年上半期の盗難に遭った自動車及び二輪車の台数も発表し、総数1万1796台に達した。二輪車の盗難が圧倒的に多く、今年上半期は6502台(前年同期7122台)で、次に自家用車4472台(同4539台)、商用車は821台(同751台)となった。
PIAMによると、保険会社への今年上半期の保険請求額は24億1000万リンギ。器物損壊や傷害、自動車盗難だけで一日あたり1320万リンギの請求額だったという。(Mtown)
表:盗難自動車