サラワク南部で大規模停電再び 州都も真っ暗
2016.12.09 政治・社会サラワク州南部の大部分地域で11月26日午後6時半ごろ、大規模な停電が発生した。これに伴い、州都クチンからシブまでの500キロ(東京~奈良間に相当)にわたる地域が数時間、暗闇に見舞われた。
クチン市内の幹線道路では停電で大渋滞が発生。わずか10分で行けるところが1時間以上の渋滞となった。
クチン国際空港では停電に伴い、2日間は使用できる自家発電機を稼働させた。このため、離発着には影響が出なかった。
同日午後9時半には全面復旧したが、原因はわかっておらず、同州の電力会社サラワク・エネルギー社は海外のコンサルタント会社を混じえて原因究明を行うとしている。
サラワク州で大規模な停電になったのは今年で2回目。今年1月23日にも送電線の不具合で同地域でほぼ同時刻に発生していた。(Mtown)