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タクシー会社6社 ウーバーと覚書を締結へ

2017.04.05 政治・社会
タクシー業界に大打撃を与えている配車アプリ「ウーバー」は近く、タクシー会社6社と覚書を締結するもようだ。これにより、約500人のタクシー運転手が「ウーバー」を使って顧客を確保できるようになる。
2015年に配車アプリが導入された当時、タクシー業界は猛反発。そのなかでも急先鋒だったビッグ・ブルー・タクシー・サービシズの創設者シャムスバフリン氏は法的措置を取ろうとするなど「ウーバー」を目の敵としていた。
しかし、タクシー業界などが独自のアプリ導入をしたものの、あまり浸透せず、現在のタクシー運賃よりも安い「ウーバー」に客を奪われ続けてきた。
完敗を帰したタクシー業界の一部、シャムスバフリン氏の会社も含む6社が今回「ウーバー」と覚書を締結。同氏は「タクシー運転手はサービスの改善に全力を注ぐべきだ」と語り、協業することでタクシー運転手の生き残りをかける決意だ。
地元紙によると、昨年10月にはタクシー運転手1万人が廃業。また、2018年以降、現在のタクシー運賃では「ウーバー」や「グラブ」と勝負がつかないとし生き残りは困難になるだろうとも報じていた。(Mtown)
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