政府 スクールバス料金の固定化を検討か
2017.01.06 政治・社会政府はマレー半島側のスクールバス料金の固定化を検討するもようだ。マレー半島のスクールバス関連の主要3団体が公共陸運委員会(SPAD)に会合を要請している。
スクールバス料金については2015年に自由化され、料金は学校とPTAとの間で取り決めることができるようになった。政府はディーゼル油に対する補助金を廃止すると、関連団体はこれにかこつけて各PTAに値上げを要求。SPAD側には料金についての苦情が保護者から殺到し、SPADは料金を固定したほうが保護者に対してもフェアだとの見解に傾いている。
スクールバスはマレー半島だけで1万6800台が運行され、免許をもっている運転手は1万人以上。SPADは競争を高めるためにもより多くの人に免許申請をしてほしいと呼びかけた。また、保護者に対しては妥当でない料金設定をしている運転手に対する苦情を国内取引・協同組合・消費者省のマレーシア競争委員会(MyCC)にするよう求めた。(Mtown)