テロ容疑で外国人ら4人を逮捕 ブキビンタンで飲食店経営者も
2016.10.04 政治・社会マレーシア国家警察は22日、8月から9月にかけて外国人3人とマレーシア国籍1人をテロに関与していたとして逮捕したことを明らかにした。うち1人は国際テロ組織「イスラム国(IS)」メンバーだった。
逮捕された外国人3人はバングラデシュ、ネパール、モロッコの国籍。スランゴール州とパハン州でそれぞれ逮捕された。
バングラデシュ国籍の男(37)はブキビンタン地区でレストランを営むかたわら、武器を密輸していた。国際犯として国際刑事警察機構(インターポール)のリストにも名前が挙がっていた。
また、モロッコ国籍の男(26)はISメンバーで今年2月にトルコ政府に逮捕された経歴があり、釈放された後にマレーシアに入国。何かしらのテロ活動に関与していたとみられる。
外国人3人らはすでに国外追放処分となり、9月2日と21日に本国へ送還された。(Mtown)