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サバ州沖合で船転覆 外国人3人死亡

サバ州沖合で船転覆 外国人3人死亡

2017.02.10 政治・社会
サバ州コタキナバル沖合で1月28日、中国人観光客28人と乗務員3人が乗った双胴船が強い風と高波に煽られて転覆する事故が起きた。これに伴い、観光客3人が死亡し、乗務員1人を含む5人が行方不明になった。
双胴船はコタキナバルのタンジュン・アル桟橋から28日午前10時ごろ、北西56キロ沖合のムガルム島に出発。その後に強い風と高波で船は転覆した。船長と乗務員3人は翌日午後2時ごろにティガ島付近で発見され、救出された。また、観光客23人は同日午後6時ごろに助けられたが、一日以上にわたって海上を漂流していたため、助けられたときは多くの観光客が強い日差しでやけどをし、脱水症状も起こしていたという。
マレーシア海事執行庁(MMEA)や海上警察(MOF)、空軍、海軍が見つかっていない5人の行方を探しているが、2日現在も行方はわかっていない。
同州警察はまた、この船の運営会社の社長らと乗っていた乗務員3人を拘束。運営会社は事故発生から12時間後に当局に通報しており、業務上の過失がなかったか捜査している。業者は違法に営業していたとの報道もある。また、同州観光局はこの桟橋は村人用であって、観光用に許可をしていないと語り、2月1日に観光用には使えないよう一部を取り壊した。(Mtown)
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