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ミンダナオ島の武力衝突 マレーシア国籍の3人死亡

ミンダナオ島の武力衝突 マレーシア国籍の3人死亡

2017.06.09 政治・社会
フィリピン南部のミンダナオ島での同国軍とイスラム系過激派組織との間の武力衝突で5月30日までにマレーシア国籍の3人が死亡した。ザヒド副首相が同日明らかにした。
同島のマラウィで5月23日に国際テロ組織「イスラム国(IS)」系の組織が政府軍と交戦。これに伴い、フィリピン政府は同島に60日間の戒厳令を発令した。1日までに市民や軍隊、インドネシア人、シンガポール人などの戦闘員も含めて170人以上が死亡している。
マラウィには5月中旬に断食入りの催し物に関連してマレーシア国籍の28人が入島。フィリピン当局は過激派組織と合流したとみている。当局はまた、さらにこれ以前にもマレーシア出身者が多数入っているとの見解も示している。
フィリピン軍は1日までにマラウィの過激派組織の拠点を空爆したが、誤爆で同軍兵士11人が死亡した。
交戦当初は過激派組織側には500人の兵士が町で戦闘に加わり、同日までには100人以下になっていると同軍はみている。組織側はまた、人質を使って人間の盾にもして抵抗しているという。(Mtown)
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