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2040年にマレーシアの総人口4000万人を突破=統計局

2016.11.18 政治・社会
統計局は4日、2040年のマレーシアの総人口が4150万人に達するだろうとの見通しを示した。2010年に実施した国勢調査では約2860万人だったため、30年で1290万人の増加となるが、2040年までの年間の平均増加率は0・8%にとどまる見通しだ。
男女別の2040年の人口は、男性は2010年の1470万人から690万人増の2160万人。女性は610万人増えた1990万人と予測。民族別でみると、ブミプトラ(マレー人及び少数民族)の人口比率は2010年比で4・8%増となるものの、華人は4・5%、インド人は0・9%とそれぞれ減少する。
また、15~64歳の人口は66・9%となり、2010年比0・7%減。0~14歳は同比8・8%減の18・6%。65歳以上の人口は14・5%に達し、2040年は同比9・5%増となる。また、2020年の65歳以上の人口についても予測し、総人口の7・2%に達する。2020年は先進国に入ると同時に高齢化社会にも突入する。
なお、国際エネルギー機関(IEA)が昨年発表した報告書によると、2040年のインドネシアの人口は3億1100万人(2013年は2億5000万人)、フィリピンは1億4400万人(同9800万人)、ベトナム1億200万人(同9000万人)となる。東南アジアでは1億人を越す国家が3つ出現し、地域の総人口は7億6000万人(同6億1600万人)に達する。(Mtown)
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