マレーシアの超富裕層 前年比3%増加
2017.05.03 政治・社会英国の不動産コンサルティング会社ナイト・フランクは16日、世界の不動産と富裕層に関する調査「ザ・ウェルス・リポート2017」を発表した。これによると、マレーシアの超富裕と区分される2016年の総数が1020人となり、前年比3%増となった。
同社の定義では、資産額として3000万米ドル以上を保有する個人が超富裕層としている。
同調査によると、マレーシアの超富裕層は自宅や別荘以外の不動産投資に投資総額の23%をあてている。アジアのほか、旧宗主国の英国や豪州にも投資先として関心をもっているほか、子どもの留学先として両国を挙げている超富裕層も目立った。
なお、世界の超富裕層に区分される個人数は19万3490人。その多くが北米や欧州出身者だったが、ベトナム人の超富裕層も6340人に達しており、今回の調査でベトナムの超富裕層数が最も増加した。(Mtown)