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有能な大学卒業者も就職難の状況=シンクタンク調査

有能な大学卒業者も就職難の状況=シンクタンク調査

2016.10.21 政治・社会
シンクタンクのペナン・インスティチュートが発表したレポートによると、マレーシアでは大学新卒者の就職が決まらない無職の若者が増加傾向にあり、国内での技術職の求人が出るペースと比べより速いペースで無職の若者が増えている。
マレーシアの大学新卒者が持つ資格と、企業側の条件がマッチしていないことが原因の1つとなっている。技術職の求人件数は減少傾向にあるが、高い技術や資格を持つ若者が希望する職に就くことができないのが現状で、技術系の資格を持つ新卒者が、高等教育機関の卒業資格を必要としない公務員として就職するケースもあるという。
高等教育機関の卒業者の失業率は2015年には3・8%となっており、同年の失業率3.19%よりも高い水準となっている。
2015年の20歳から24歳の若者の失業率は9・3%だった。マレーシアの人口の42.06%を若者が占めているにも関わらず、若者が希望する職種に就けていないのが現状だという。(10月9日)
 
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