過去2年で未登録化粧品1万超を回収
2017.04.25 政治・社会スブラマニアム保健相は12日、2015年から今年3月末までに未登録の化粧品1万4200件を回収したことを明らかにした。
また、2013年から今年にかけて、化粧品47件の承認を取り消した。発がん性物質となるハイドロキノンやトレチノイン、水銀が成分として含まれていたため。600件におよぶマレーシア国内で販売する化粧品関連のウェブサイトやソーシャルメディア上のアカウントも調査した。うち半数となる300件が何かしらの違反を犯しており、通信・マルチメディア委員会(MCMC)に通告したという。
同相はさらに、ビタミンCなどを注射器で投与していたスパなど美容関連の店舗66店も摘発。注射器の取り扱いは医師以外は認められておらず、美容関連での行為は1952年薬物販売法に違反するとしている。
マレーシア国内では違法な化粧品を販売しているケースがあり、3月にも人体に影響の出る有害物質が入っていた化粧品8種類を販売禁止措置を保健省は出していた。(Mtown)