暗殺事件の監視カメラ映像流出を問題視
2017.03.03 政治・社会クアラルンプール国際空港での金正男氏の暗殺事件で、マレーシア国家警察は、同氏の監視カメラに映った映像が海外メディアに流れたことを問題視している。
スランゴール州警察のアブドル・サマー署長は、映像が流れたことで「捜査に支障を来している」と発言。どういった経緯で流出したのかも含め、法的措置を講ずる前に検討したいとした。
これに関してヌル・ジャズラン内務副大臣は、警察が公表することはないので、マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)に全面的な責任があると指摘。警察が現在、MAHBの関係者を聴取していることも明らかにした。
海外メディアが2月19日に同氏が襲われた後の映像を放映。その後、ソーシャルメディア上でも流れたという。(Mtown)