水道汚染の原因判明 違法企業の汚物
2016.10.19 政治・社会スランゴール州政府は5日、クアラルンプール郊外のスムニェ川の汚染物質の原因を特定したことを発表した。同川岸沿いにあった違法の工場が汚染源で、同州政府は即時に工場と土地を差し押さえた。
同州政府職員が4日午後11時頃、バトゥ22地区のこの工場を発見。悪臭の強い物質を川に垂れ流していた。工場は建築資材などを扱う会社で、免許などを取得しておらず、違法に運営していたという。しかし、同州政府は汚染物質名については明らかにしていない。
水道会社シャバスは4日午前にも一旦解除していた断水措置を再び講じていた。この事件は9月22日に同川が汚染されているとして断水措置が実施されていた。原因が判明したことで、断水措置も解除された。(Mtown)