ナジブ首相夫人、600万米ドルも爆買い=WSJ
2016.09.28 政治・社会米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、ナジブ・ラザク首相夫人のロスマー・マンソール氏が、2008年から2015年にかけて海外でナジブ首相のクレジットカードを使って総額600万米ドル(2,400万リンギ)もの高級ブランド品を買っていたと報じた。
ロンドンの「ハロッズ」やニューヨークの「サックス・フィフス・アベニュー」などの有名店で宝飾品やデザイナーズブランドの衣料品を購入していたという。今月3月にはイタリアで75万ユーロ(409万リンギ)の宝飾品を、ハワイで13万米ドルのブランド品を購入していた。
ロスマー夫人は職についていないため出費はすべてナジブ首相が負担しているが、同紙はナジブ首相の公職における年俸が10万米ドルしかないと指摘。多額の公金が流用された件でナジブ首相の関与が疑われている1MDBの資金の一部から賄われているとしている。