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国内のジカ熱感染者、さらに増える タイでは200人が感染

2016.09.26 政治・社会
国内のジカ熱感染者数がさらに増えている。スビラマニアム保健相は14日、サラワク州とクアラルンプール市内で姉妹2人が新たに感染していたことを明らかにした。これでジカ熱感染者数は6人となった。
同州ミリ市の女性(35)は6日に発熱が長引いていたため、病院で検査したところ陽性反応が出た。家族には反応が出ていないという。この女性は妊娠2カ月目で、7月終わりに一週間ほどシンガポールを訪問していた。
また、クアラルンプール市スタパック地区在住の女性(39)はミリ市の女性の姉で、同じ症状で6日に入院した。この女性は8月26日にミリ市で妹に会っており、ここで感染した可能性が高い。
保健省は12日にもジカ熱感染の疑いがある人が最低40人はいると発表。血液検査の結果が出次第、発表するとした。
タイ政府は13日、今年に入ってタイ国内で200人がジカ熱に感染したと発表。公式に感染者総数を発表したのはこれが初めて。特に8月下旬から感染者数が増加しており、週あたり約20人が感染しているという。12日には同国保健省が21人が感染したと発表していたばかりだった。
また、シンガポール政府は15日、8月27日に初の国内感染者が確認されてから355人が感染したと発表。うち大半は同国東部のアルジュニード、サイムズ・ドライブ、パヤ・レバール・ウェイの各地区で感染したとしている。(Mtown)
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