カイリ・ジャマルディン保健相は6月9日、オミクロン株の新派生型3例を国内で検出したことを明らかにした。
検出された派生型は「BA.5」2例と「BA.2.12.1」1例。これらが検出されたのは国内で初めて。
いずれの新派生型も世界保健機関(WHO)が変異種の監視中の系統(VOC-LUM)と認定されている。
「BA.5」は感染力がこれまでで最も強いとされており、ワクチンの免疫も効きにくいと日本国内の一部専門家は主張している。
また、「BA.2.12.1」も感染力が強いとされており、米国で感染者増加の一因になっていると疑われるウィルス。