保健相、「外国人への国境再開後の手続き簡略化」指針掲げる-2022/03/22

カイリー・ジャマルディン保健相は3月19日、4月1日に予定されている外国人への国境再開後の入国手続きについてこれを簡略化するとの考えを述べた。
それによると、渡航客は新型コロナ追跡アプリ「MySejahtera」を使って、旅行出発前に「旅行者カード」を電子的に得る必要があるという。
カイリー保健相はウィー・カーション運輸相と共にクアラルンプール国際空港（KLIA）を訪問。海外からの訪問客再増への対応準備状況を視察した。
マレーシアに「ワクチン接種が完了している外国からの渡航者」が入国する場合、4月1日以降、「到着後の隔離が不要」だが、出発の2日前以降にPCR検査、街に入ったのちマレーシア到着から24時間以内に抗原迅速検査（ART）を受けることが求められる。なお、カイリー保健相はARTの代替手段として空港内でのコロナ呼気検査を実験的に導入すると述べた。渡航者はARTと呼気検査のいずれかを選べる。
出発前に行うPCR検査の結果は「MySejahtera」アプリに登録すると、「旅行者カード」が発行されるので、それを使って空港での入国手続きを受ける格好となる。