KL中心部のGタワーホテルが閉業
2020.04.29 コロナ クアラルンプール市内のジャラン・トゥンラザクにある5つ星ホテルGタワーホテルが閉業した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今後18カ月は観光旅行者数は伸びは期待できないとみて、閉業に踏み切った。
同ホテルは180室を誇り、10年ほど前に開業。しかし、ここ数年はクアラルンプール市内でのホテル乱立やMRTの開通で客足が遠のいていた。そこへ今回の新型コロナウイルスの世界的なまん延で観光客が来なくなったことが打撃となった。
3月18日の活動制限令(MCO)の発令以降、国内各地の多くのホテルが閉業に追い込まれている。ペナンやペラ州イポーでも有名ホテルが廃業するなど観光業界は深刻な打撃となっている。
マレーシア格安ホテル協会は政府に対してホテルの保護法案を作成するよう求めている。