政府 ガソリン補助に専用カード採用を検討
国内取引・消費者省は、2019年に導入予定のガソリン補助制度に向けて専用カードの採用を検討しているもようだ。
11月2日に発表した来年度予算案で、排気量1500cc以下の乗用車と125cc以下の二輪車を対象に、1リットル当たり30セン(約8円)の補助金を支給する方針を示した。乗用車は月間100リットル、二輪車は同40リットルが上限となる。
サイフディン・ナスディオン・イスマイル国内取引・消費者相は、「具体的な導入方法は検討段階にあるが、現金ではなくカードを利用することになるだろう」と語った。
政府は来年4~6月の導入を目指しており、補助対象となるかどうかは車齢や所有者の収入などによって決まる見通し。ガソリン補助の予算は総額20億リンギ(約542億円)と見積もられている。(『ニュー・ストレーツ・タイムズ』11月12日付)