クアンタンに新空港 2026年に運用開始
2022.07.07 経済・現地企業 パハン州のワン・ロスディ州首相は7月6日、州都クアンタンに新空港をグベン地区に建設することを明らかにした。総工費は20億リンギで、来年にも着工する。
新空港の建設は同州の航空宇宙都市複合開発計画の一部で、同首相は「新空港は経済成長の起爆剤となる」と述べた。この複合開発地の面積は5042ヘクタールで、空港のその一部に建設される。
クアンタンの現在の空港、スルタン・ハジ・アフマド・シャー空港はマレーシア空軍(RMAF)のもので、新空港の運用後は空軍専用基地となる見込みだ。
新空港の建設は2019年に国家物理計画審議会(NPPC)で承認されていた。
同州首相は新空港ができた場合は2万人のほか、サービスや観光産業の技術職3万人の雇用創出が見込めるとも話した。
グベン地区はクアンタンの北約30キロにあり、クアンタン港がある地区。クアンタンからは30分ほど。また、東海岸鉄道の駅にも近くなることから州政府は経済発展のハブになることを期待している。