5月の自動車販売台数、前月より20%減少-2021/06/21
2021.06.21 経済・現地企業マレーシア自動車協会(MAA)は2021年5月の自動車販売台数は前の月より19%少なく4万6,663台となったと明らかにした。
「完全ロックダウン(FMCO)」の発令に加え、断食月明け大祭(ハリラヤ)の祭日があり、稼働日が減ったこと、さらに半導体チップの世界的な供給滞りにより、一部の自動車メー日本政府ーが出荷を控えたことなどが複合的に影響している。
しかし、前年同月と比べると2倍に増えている。これは1年前の活動制限令(MCO)の方が規制が厳しかったため。
5月の販売台数の内訳をみると、乗用車が4万1,988台で前年同月比で2倍、商用車も大幅に増加し1.9倍の4,675台に達した。
一方、生産台数は全体で4万2,522台と前年同月比3.5倍に増えた。うち、乗用車は4万159台と3.3倍、商用車は9倍の2,363台と大きく増えている。