ホームマレーシアニュース国王、経済危機対応の協力内閣を各党首に要請-2021/08/18
国王、経済危機対応の協力内閣を各党首に要請-2021/08/18

国王、経済危機対応の協力内閣を各党首に要請-2021/08/18

2021.08.18 経済・現地企業
アブドゥラ国王は8月17日午後、次期首相選出に向けて下院の主要政党の党首らと2時間にわたって面談した。
国王との謁見を終わらせた人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁は「新型コロナウイルスや経済危機に対応するため、各政党のリーダーに対して協力するよう国王が促した」と述べた。さらに、国王の求めに応じて、各党が「古い政治」を捨てることに合意したという。
「国王は国民にとってより調和のとれた新しい政治形態を望んでいる」とし、その観点に立った次期首相を副王ともどもに国王は支持するだろうとも同総裁は説明した。
一方、下院のアズハル・アジザン議長は17日、次期首相として支持する人物1人を記載した法定宣言書(宣誓官の押印と署名をつけた証明書)を18日午後4時までに王宮事務局に提出するよう各議員に要請した。宣言書は電子メールやファクス、通信アプリを通じて送付する。国王は議員から提出された宣誓書に記載された候補者のうち多数となった人物を新首相に指名するとしている。
これまでのところ、次期首相の候補として挙がっているのは、統一マレー人国民組織(UMNO)副総裁のイスマイル・サブリ前副首相、人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁、サバ州の遺産党のシャフィー・アクダル党首(前サバ州首相)の3人。一部ではムヒディン前首相の再登板を求める声も挙がっている。
UMNOは17日夜、イスマイル・サブリ前副首相を次期首相候補として推すことを全会一致で決めた。
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