イオン・マレーシア、最低賃金の引き上げを決定-2022/02/17
2022.02.17 日系企業動向イオン・マレーシアは、従業員(グレードG)の最低賃金を、これまでの月額1,200リンギから1,500リンギに引き上げる。1月1日以降の分として遡って導入される。発効日は、2022年末までの賃上げを推奨する政府の意向より大幅に早くなっている。
イオンによると「この金額は基本給に対する賃上げ。手当ほか、その他のインセンティブは含まれていない」としている。
人事担当責任者で同社のコーポレートコミュニケーション部長でもあるカスマ・サトリア・マット・ジャディ氏は「特に困難に直面しているスタッフらに対し、機会や励まし、サポートを提供するという持続可能な取り組みに沿ったもの」とその意義を述べている。