5カ国間防衛協定、連携を確認
2022.06.12 政治・社会マレーシア、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、英国の防衛担当の政府高官は、5カ国間の防衛協定(FPDA)について「堅固で適切であり、地域の緊張の高まりを管理する上で極めて重要である」と改めて確認した。
記者会見で、「加盟国間の関係は温かく、地政学的な複雑さが増すなかでも将来に目を向けている」と述べた。
マレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相は、「地域における緊張、特に中国と米国の同盟国との緊張が急激に高まる中、FPDAは穏健化する力として大きな関連性を持っている」とする一方、「最も懸念していることは、意図しない事件や事故が発生し、制御不能に陥り、事態が大きくなってしまうことだ」と指摘している。