日本政府、地元NGOへの資金協力で調印-2022/03/18

在マレーシア日本大使館はこのほど、高橋克彦駐マレーシア日本国大使公邸で「2021年草の根・人間の安全保障プロジェクト無償資金協力調印式」を開催した。
日本政府は、地元のNGOであるフード・エイド・ファンデーションに対し、「2021年草の根・人間の安全保障プロジェクト無償資金協力」を行うことを決定、大使公邸において、無償資金協力契約書の調印を行なった。
助成金額は15万1,950リンギ相当で、同NGOが行う余剰食料とNGOが調理した食事を配給するための移動販売車（フードトラック、キャラバン）の購入に充当する。これにより、NGOは、特にクランバレー地域のB40（低所得者層）コミュニティで困っている人々に、余剰食料の配送と調理済み食事を提供する頻度と効率を高めることができるという。
日本は1989年以来、マレーシアの154のプロジェクトに約1870万リンギを拠出している。日本政府と大使館は、「今後もマレーシア人の生活向上に寄与する草の根の支援を続けていく」と述べている。