アフリカ豚熱 ヌグリ・スンビラン州でも検出
2023.01.30 政治・社会ヌグリ・スンビラン州獣医サービス局は1月28日までに死んだ野生のイノシシからアフリカ豚熱(ASF)が検出されたことを明らかにした。
このイノシシはポート・ディクソンのアブラヤシ農園内で1月3日に死んでいるのが発見された。同局が調べたところ、ASFが検出されたという。
同局のカマルルリザル局長によると、ASFウイルスは動物の体内に長期間にわたって生存する。このため、遺体から別の豚やイノシシにも感染する可能性がある。感染防止のため、不審な死に方をしたイノシシや豚がいた場合はすぐに同局に通報するよう求めた。
同州での昨年のASF検出例は3件のみだったという。今年はまだ1件のみ。
ASFはペナン州で流行宣言が出されており、多くの養豚場で被害を受けている。