インドネシアの外国人労働者関連政策の変更を歓迎＝内務相

サイフディン内務相は、インドネシア政府のマレーシアに対する外国人労働者管理機能の政策変更と調整を歓迎すると述べた。
同相によると、1月30日、マレーシア内務省と人的資源省の代表団がインドネシアを訪れた際、同国のアイダ・ファウジヤ労働相およびヤソンナ・ラオリ法・人権相と会談し、この問題が議論されたという。
同相は31日、外国人労働者雇用緩和計画や、国の経済発展を推進するために重要なセクターのマンパワー・ニーズに取り組む「不法移民再調整計画2.0」の延長など、外国人労働者の管理の調整に関するマレーシアの政策変更を説明し、両国間の公式レベルで話し合いを行う予定だと述べた。
また、インドネシア政府閣僚との会談では、インドネシア人労働者を含む移民法や労働法の施行、囚人や移民拘留者の送還管理、外国人労働者が無責任な雇い主に利用されるリスクを最小限に抑えるための調整措置についても触れたという。
外国人労働者の雇用に関わる移動時間やコストの削減、システム統合や労働者の監視を容易にするためのデジタル技術の最適化、両国の主権と安全保障を確保するための入国管理および国境管理における協力についても話し合われた。