トレンガヌ州のイスラム教徒 1日11組が離婚-2021/11/17
2021.11.17 政治・社会トレンガヌ州政府は11月16日、2020年のイスラム教徒の夫婦の離婚件数が4,132組に達したことを明らかにした。1日あたり11組が離婚している数字になる。
同州の人材開発・ダクワ・情報委員会のモハド・ノル・ハムザ委員長(州の閣僚に相当)が州議会で明らかにした。今年年初から10月までは2,433組が離婚したという。
2020年から今年10月まで最も件数が多かったのは、州都クアラ・トレンガヌでの1,923組。次がクママン郡の1,151組だった。
離婚原因として「イスラム教への理解不足」が最多で、次が「経済的な問題」、「ソーシャルメディアの影響」が挙げられた。
州政府は離婚率を下げるため、結婚前に行われている結婚講習を来年に改善させるとしている。