海洋公園の外国人向け入場料 1月から引き上げ
2016.12.09 政治・社会国内の海洋公園に入る際の外国人向け環境保護料が1月から一人あたり30リンギに引き上げられる。環境保護料は実質的な入場料。マレーシア国籍の人の料金は同5リンギのまま据え置かれる。
外国人の高齢者及び子どもに対しては一人あたり15リンギとなる。障がい者は無料。
また、海洋公園内でのキャンプ許可料は一日あたり10リンギ(最大4人まで)、研究許可料200リンギ(デポジット別途500リンギ)、撮影許可料一日あたり100リンギも課金される。私有のヨットでの入場料は一回あたり100リンギとなるほか、スキューバーダイビング業者に対しては月150リンギが課される。
外国人旅行者に対する料金の引き上げに関しては歓迎する意見が多い一方で、マレーシア・スキューバーダイビング協会は新料金を保留するよう求めた。これまで課されていなかった同業者に対する料金の負担が大きいとしたうえ、来年はスキューバーダイビングが楽しめるトレンガヌ州が旅行プロモーションを開催するため、料金引き上げで外国人旅行者は隣国に逃げる可能性があるとも指摘した。(Mtown)