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空港で象牙254本を発見 密輸業者特定急ぐ

空港で象牙254本を発見 密輸業者特定急ぐ

2017.01.13 政治・社会
マレーシア税関局は4日、クアラルンプール国際空港で象牙254本(720万リンギ相当)を発見したことを明らかにした。アフリカ・コンゴからの密輸品とみられ、密輸業者の特定を急いでいる。同局への密告により発覚した。
象牙は空港の免税区域の航空貨物保管所で見つかった。17箱に分けられ、箱には「木のサンプル」と書かれていた。総重量は846・2キロあり、コンゴからトルコ経由で入ってきたとみられる。
送り主は書類を偽造しており、また送り先はスランゴール州チュラス地区の住所になっていたが、実在しない住所だったという。
象牙は野生動物保護・国立公園局の許可がないと輸入できない。有罪となると、違法に輸入した象牙価格の最大20倍の罰金刑か禁固刑最大3年となる。
同局によると、昨年の象牙密輸件数は9件で、密輸額は1090万リンギ。2015年には3件(860万リンギ相当)のみで、象牙の密輸は増加傾向にあるとしている。(Mtown)
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