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クラン観光年の小冊子「肉骨茶」は無視?

クラン観光年の小冊子「肉骨茶」は無視?

2017.04.14 政治・社会
観光文化省はセランゴール州クランの観光振興のため2017年を「ヴィ ジット・クラン・イヤー」に定めたが、発行された公式小冊子のおすすめレストラン・リストに「肉骨茶」(バクテー)が入っておらず、地元華人の間に失望の声が上がっている。
24ページの小冊子では観光ポイントが紹介されており、最終ページにシーフードやナシカンダルなどのおすすめレストラン8店舗が紹介されているが、クラン名物とされるバクテーの食堂はリストから外されている。 豚肉を禁忌とするイスラム教徒の感情を「忖 度」したとみられるが、華人の中からは非ム スリム議員がなぜこうした決定に反論しな かったのかと疑問の声があがっている。
バクテーは英国植民地時代に中国から渡ってきた労働者が栄養をつけるために朝食として食べたのが起源だといわれ、クランがその発祥の地とされている。クランには300店ものバクテー食堂があるという。 (4月6日号)
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